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地盤調査のこと

石井 敬三 自己紹介へ
2020/04/01(水) 家づくりのこと

建物がいくら丈夫でも、地盤が弱ければ安全な住まいとは言えません。

一見頑丈そうに見えたとしても、実は柔らかい地盤だったりすることもあり、調べてみなければ地盤の強さはわかりません。
地盤は住まいの安全性を左右する重要な部分のため、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べます。
これが地盤調査です。

軟弱地盤と呼ばれるような、柔らかい粘土や砂できた地盤の上に家を建てると、地震のときに液状化したり、家の重さに耐えられず、家が傾く原因にもなったりするため、家を建てる前に地質改良を行うことになります。

地盤調査の方法として、一般的に以下の3種類があげられます。
1.スウェーデン式サウンディング試験
2.ボーリング調査(標準貫入試験)
3.表面波探査法

スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)は木造住宅を建てる場合、一般的に使われる調査方法です。
先端がドリル状の鉄の棒を回転して、地中に貫入させていくという手順の調査方法です。
おもりの重さや回転させた回数によって地盤の強度を調べます。
建物の四隅と中心がくる場所、計5カ所程度を計測します。
調査にかかる時間は半日程度。正確な結果がでるまでには数日かかります。

ボーリング調査はマンションなどの場合に採用され、支持層という固い地盤まで調査するため、場所によっては何十mも掘って調査を行います。
土を採取し、土質を調べ、地下水位の深さや、どのような土の層で構成されている土地なのかなど、詳しく調べます。

表面波探査法は、起震器と呼ばれる振動を発生させる装置と、振動を捉える検出器を地面に設置します。
起震器から発生した振動が地面に伝わり、その振動の伝わる速さで地盤の強度を測定する方法です。


建和住宅では上記のSWS試験に加えて、スクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)と呼ばれる地盤調査を組み合わせた高精度な調査方法を採用しています。
従来のSWS試験では「ジャリジャリ」などの音で土質(砂質土・粘性土・腐植土・盛土)を推定していました。
これに対し、SDS試験ではトルクなどのパラメータや地形条件、近隣ボーリングデータなどを参考に、土質の推定精度を高めることが出来ております。

建和住宅が提携している調査会社では、地盤調査・解析実績100万棟のデータをもとに解析を行っており、より精度の高い解析結果を頂いております。

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